IoT プロトタイピング、検証からすぐに始めたいお客様
SORACOM Conference “Discovery” 2018は、株式会社ソラコムが提供する IoT プラットフォーム SORACOM に関する 1Day カンファレンスです。2018年は「Discovery・Digitalization・Democratization」に焦点を当て、「IoT の最先端を探しに」をテーマに、最新の技術情報や活用事例をお届けします。
デバイスの小型化、大量生産による低価格化やクラウド技術の進化は勢いを増し、1台から手軽にデバイスを購入し、誰でも簡単にアイディアを形にすることが可能になりました。試作・検証をする Proof of Concept (PoC) を実施するプロトタイピングを迅速に進めるため、既に存在する仕組みや成功したアーキテクチャを活用していくことが不可欠です。
IoT プロトタイピングをまず始めたいと考える開発者の方にオススメのセッションをご紹介します。
Wioで始めるIoTプロトタイプ開発 〜実践事例のご紹介〜
ソラコムが提供している「Wio LTE/Wio 3G」は、Seeed社が開発しているマイコンモジュールです。Grove コネクターと STM32F4 マイコン、通信モジュールが搭載されています。Arduino IDE で素早くプロトタイピングすることができます。 本セッションでは、本モジュールの開発元である深センに本社をおくSeeedから、デバイスの特徴や始め方を解説いただくとともに、実際のウィンドサーフィンのレースでも使われた、選手の動きをセンサーで取得しそのデータを技能向上に役立てる取り組みを行う富士通と、たんぼの状況をセンサーによって遠隔からリアルタイムモニタリングする「たんぼIoT」を実践するWYRDの2社をゲストにお迎えし、具体的なユースケース、利用にあたっての工夫をお伺いします。
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坪井 義浩氏
Seeed Technology Co., Ltd
General Manager of Japan office
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横井 愼也氏
富士通株式会社
デジタルフロント事業本部
デジタルコンピテンスセンタースポーツビジネス開発部
プロジェクトリーダー
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豊田 健次氏
株式会社ウィルド
システム開発事業部
シニアエンジニア
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松井 基勝
株式会社ソラコム
シニアエンジニア
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IoTにおけるPoC成功の秘訣
ビジネスにおけるIoT活用において、新たなコンセプトや、課題解決策が有効性や、技術的な実現性などを、実際に動くシステムのプロトタイプを開発し試作・検証することを、PoC(Proof of Cocept)と呼びます。IoTの周辺技術の成熟とSORACOMの通信により、少ない初期費用でこれらのPoCも開始することができるようになりました。しかし、PoCで取得したデータを有効活用できなかったり、PoC実施でとどまってしまい次の展開に繋げられないケースも多くあります。本セッションでは、企業のPoCを多く手がけるPoCのスペシャリストに、PoC成功事例と、その秘訣を伺います。
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武市 真拓氏
株式会社MAGLAB
代表取締役
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永里 壮一氏
メカトラックス株式会社
代表取締役社長
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神谷 雅史氏
株式会社CAMI&Co.
代表取締役
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松下 享平
株式会社ソラコム
テクノロジー・エバンジェリスト
事業開発マネージャー
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IoT システム 最新アーキテクチャ・リファレンス ~デバイスからクラウドまでの最適解を求めて~
離れた場所にあるモノや、現場で起こっているコトを IoT テクノロジーでデジタル化するためには、「モノ」「クラウド」そしてそれらをつなげる「ネットワーク」という3つの要素をバランスよく実現していく必要があります。一方で、これら3つの要素は全く異なる技術力を求められるため、不得手な要素においては無理・無駄が生まれやすく、迅速な IoT システムの実現に歯止めをかけてしまうことがあります。本セッションでは SORACOM の活用事例から得られたエッセンスを「アーキテクチャ・リファレンス」としてまとめ上げたものを基に、目的に応じたアーキテクチャの最適解をご紹介し、無理なく・無駄なく、そして素早い IoT システムを構築するためのアイデアをご提供いたします。
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松下 享平
株式会社ソラコム
テクノロジー・エバンジェリスト
事業開発マネージャー
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セッションは選択制ではございません。当日お好きなセッションをご覧いただけます。