ウェブサービスにおけるIoT活用
SORACOM Conference “Discovery” 2018は、株式会社ソラコムが提供する IoT プラットフォーム SORACOM に関する 1Day カンファレンスです。2018年は「Discovery・Digitalization・Democratization」に焦点を当て、「IoT の最先端を探しに」をテーマに、最新の技術情報や活用事例をお届けします。
インターネットにつながるデジタル工作機械を使った新しい潮流「メイカームーブメント」に始まり、3Dプリンタの急速な普及により、自らものづくりに参加するためのデバイスは手に入りやすくなりました。インターネットやウェブの技術をものづくりに活かして、イノベーションを起こす試みが始まっています。この潮流により、ハードウェア開発のコストがリーズナブルになったことから、ウェブサービスやアプリケーションを専用ハードウェアとセットにして提供するサービスも次々と始まっています。
本ページでは、ウェブサービスやアプリの企画者や開発者も知っておくべきIoT動向をご紹介します。
セッション番号:D-2 14:30-15:15
サービスにおけるハードウェア&モバイル通信活用最前線
従来ウェブサービスはパソコンのブラウザから、もしくはスマートフォンアプリから提供されるものでした。電子決済や、電子マネーなどの要素技術のデジタル化が進む分野では、サービスを専用のタブレットとセットで提供したり、独自の専用ハードウェアにサービスを組み込んでお客様にて提供するようサービスが増えてきています。これらのサービスと通信の組み合わせは、お客様にとってはストレスのない利用体験が得られ、サービス提供者にとってはサービスや商品に付加価値を上乗せして提供できる仕組みです。
本セッションでは、0円で簡単に使えるPOSレジアプリ「Airレジ」をはじめとした店舗向けソリューションを提供するリクルートライフスタイル、オフィス向け無人コンビニを提供する600、海外旅行で余った外貨を電子マネーに交換するサービスを専用端末で提供するポケットチェンジの3社をゲストにお迎えし、IoTとサービスの融合による取り組みと今後の可能性についてご紹介いただきます。
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久保 渓氏 600株式会社 代表取締役 |
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一井 崇氏 株式会社ポケットチェンジ CIO |
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滑川 直人 株式会社ソラコム セールスマネージャー |
セッション番号:E-3 15:45-16:30
コンシューマー向けハードウェア開発 〜設計・量産でおさえるべきポイント〜
ハードウェア製造のコストがリーズナブルになったことで、WebサービスのUI(ユーザーインターフェース)として、ディスプレイとしての専用タブレットや、専用端末を開発し、顧客に提供することも以前より容易になっています。しかし、1000台以上のハードウェアの開発には、その用途や利用年月を踏まえた設計や量産の計画が不可欠です。本セッションでは、中国 深センで、日本企業向けに小〜中ロットのIoT機器の受託製造を行う、EMS(組立請負)会社であるジェネシス藤岡様をゲストにお迎えし、ハードウェア量産において押さえるべきポイントをお話しいただきます。
セッション番号:A-4 16:45-17:30
クロージングパネル:Digitalization(デジタライゼーション)がもたらす未来
IoTをはじめとしたテクノロジーにより、あらゆるヒトとモノのデータがデジタル化され、活用される未来。今までつながっていなかった分野のデータがダイナミックにつながり、分析・活用される動きの代表例としてICTを駆使した革新的な金融商品・サービスの’Fintech’が挙げられます。この潮流により、実店舗でもキャッシュレス決済や無人店舗などお客様の購買体験も変えつつあります。新たなデジタル革命と見られる流れは、様々な業界におけるIoT活用、デジタルデータ活用にも大きな示唆を与えてくれます。本セッションでは、各分野のオピニオンリーダーをゲストをお迎えし、金融・店舗・決済の最新動向を紹介しながら、Digitalization(デジタライゼーション)がもたらす未来についてお話します。
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長谷川 秀樹氏 株式会社東急ハンズ 執行役員 オムニチャネル推進部長 |
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大久保 光伸氏 株式会社みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 シニアデジタルストラテジスト 兼 株式会社 Blue Lab 最高技術責任者(CTO) |
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小島 英揮氏 Still Day One合同会社 代表社員 |