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製造業におけるIoT活用

SORACOM Conference “Discovery” 2018は、株式会社ソラコムが提供する IoT プラットフォーム SORACOM に関する 1Day カンファレンスです。2018年は「Discovery・Digitalization・Democratization」に焦点を当て、「IoT の最先端を探しに」をテーマに、最新の技術情報や活用事例をお届けします。

15年前からM2Mが活用されてきた製造業においてもIoTの活用が始まり、商品だけの提供からソリューション提供へと変遷している企業も出現してきました。現場に蓄積された熟練技術者のノウハウがデジタル化され、可視化・分析だけでなく、再現性なども向上しています。プロジェクトの規模を問わず、今ある設備や装置を活かしながらIoTテクノロジーを活用することができるようになりました。

現場主導のデータの見える化と分析、設備機器の遠隔監視や遠隔メンテナンス、さらには機器から取得したデータを用いた予兆検知や予防保全といったIoT活用の取組みも拡がっています。


本ページでは製造業でのIoT活用、スマート工場や、インダストリー4.0などに興味をお持ちの方におすすめのセッションをご紹介します。


セッション番号:D-1 13:30-14:15

遠工場でのIoT活用 〜レガシー機器をIoT化する方法〜

10年以上前からM2Mが導入されてきた工場などの製造現場においても、IoTの活用は増えています。その理由のひとつとして、IoTテクノロジーの成熟により、少ない初期費用で、すでに稼働している今現場にある機器を活かしながら、データを遠隔から取得・可視化・分析できるようになったことが挙げられます。

本セッションでは、「レガシー機器をIoT化する方法」と題して、既存の機器に外付けセンサーを取り付けることで、わずか数週間でデータ取得と予兆検知を可能にする日本電産の取り組みや、既存のPLCなどに蓄積されたデータを簡単にダッシュボードで可視化する取り組みをご紹介します。あわせて、セキュアに機器と業務システムをつなぐための方法として、SORACOMの通信が提供しているオプションサービスや、閉域網接続サービスの仕組みをご紹介します。


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小熊 崇
株式会社ソラコム
シニアソフトウェアエンジニア
丸谷 亮祐氏
日本電産株式会社
情報システム部 IT事業推進室
貴田 義和氏
株式会社FAプロダクツ
代表取締役社長

セッション番号:E-2 14:30-15:15

IoTにおけるPoC成功の秘訣

ビジネスにおけるIoT活用において、新たなコンセプトや、課題解決策が有効性や、技術的な実現性などを、実際に動くシステムのプロトタイプを開発し試作・検証することを、PoC(Proof of Cocept)と呼びます。IoTの周辺技術の成熟とSORACOMの通信により、少ない初期費用でこれらのPoCも開始することができるようになりました。しかし、PoCで取得したデータを有効活用できなかったり、PoC実施でとどまってしまい次の展開に繋げられないケースも多くあります。本セッションでは、企業のPoCを多く手がけるPoCのスペシャリストに、PoC成功事例と、その秘訣を伺います。

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武市 真拓氏
株式会社MAGLAB
代表取締役
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永里 壮一氏
メカトラックス株式会社
代表取締役社長
kamiya_cami&co.jpg 神谷 雅史氏
株式会社CAMI&Co.
代表取締役
profile09.jpg 松下 享平
株式会社ソラコム
テクノロジー・エバンジェリスト
事業開発マネージャー

セッション番号:A-3 15:45-16:30

製造業におけるIoT活用

従来からM2Mに取り組んできた製造業においても、IoT活用により新しい展開が始まっています。遠隔地にあるモノからのデータの取得による業務効率化、様々なモノから得たデータの統合管理だけでなく外部データとの複合的な分析から得られる知見やノウハウの蓄積だけにその利用は留まりません。製品のみの提供から、IoTで顧客への新たな付加価値を加えたサブスクリプションモデルのサービス提供などビジネスモデルそのものが変わってきています。グローバルに展開する製造業からゲストをお迎えし、製造業はどのような事を見据えてIoTやデータと向き合っているのか、取り組みや挑戦、将来の展望をご紹介します。

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友岡 賢二氏
フジテック株式会社 常務執行役員
情報システム部長
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久保田 訓久氏
日置電機株式会社
取締役 執行役員 イノベーションセンター長

セッション番号:E-4 16:45-17:30

S現場で”結果を出す”IoT活用の進め方 〜SORACOMユーザーとインテグレーターの共創〜

SORACOMのIoT通信と周辺技術の習熟により、IoT活用は誰もが始められるようになりました。しかし、高度なIT専門技術の集合体であるIoTは、専門家の力を借りなければ活用が難しい場合もあります。本セッションでは、課題やアイディアを持つユーザーと、IoTシステムインテグレーターのコラボレーションにより、工場施設に外付IoT装置とクラウドで見える化を推進するトーア紡コーポレーション、豚舎の施設の状況把握を実現した協同ファームからゲストをお招きし、IoT活用で結果を出すための、ユーザーとシステムインテグレーターの役割分担や、「アイディア創出→システム化検討→トライアル→結果の検証→次の計画立案」というIoT活用ステップにおけるPDCAサイクルの実践についてお話いただきます。

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中井 邦義氏
株式会社トーア紡コーポレーション
IT推進部 部長
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辻 一郎氏
株式会社KYOSO
エバンジェリスト
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日髙 義暢氏
有限会社協同ファーム
代表取締役
matsunaga_systemforest.jpg 松永 圭史氏
株式会社システムフォレスト
IoTイノベーショングループ
IoTコンサルタント
profile06.jpg 片山 暁雄
株式会社ソラコム 執行役員
プリンシパルソフトウェアエンジニア

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