LPWAや、社会インフラにおけるIoT活用
SORACOM Conference “Discovery” 2018は、株式会社ソラコムが提供する IoT プラットフォーム SORACOM に関する 1Day カンファレンスです。2018年は「Discovery・Digitalization・Democratization」に焦点を当て、「IoT の最先端を探しに」をテーマに、最新の技術情報や活用事例をお届けします。
スマートシティ・スマートグリッドなどに代表される、電力、ガス、水道、住宅、道路、交通などの、社会インフラにもIoTは活用されています。人々の生活を豊かにするサービスや利便性の向上はもちろん、既存の社会インフラから得られるデータを活用することで、街全体やインフラの効率化などが挙げられます。
LPWA(Low Power Wide Area)は、消費電力を抑えて遠距離通信を実現する無線の通信方式で、従来のIoT通信は、3GやLTEを使ったセルラー通信で実現していたケースが多い中、IoTに特化して使うために作られた規格もあります。送信データ量や頻度などから、特に社会インフラにおけるIoT活用では、LPWAを活用した検証が進んでいます。
LPWAや社会インフラでのIoT活用をお考えの方におすすめのセッションをご紹介します。
セッション番号:A-2 14:30-15:15
社会インフラを支えるIoT
電気・ガス・水道、交通、住宅、流通など、すでに日本においては基礎部分は整備されている社会インフラにおいても、スマートシティやスマートグリッドなど新しい動きが始まっています。インフラ管理の効率化のみならず、エネルギー最適化マネジメント、お客様の生活をより良くするため、更には働き手自身が継続的に取り組める場を創出するために、最新のIoTテクノロジーを用いて新たな挑戦が行われています。本セッションでは、AIやIoTなど最新IoTテクノロジー活用を進めるニチガス、神奈川県横浜市でパナソニック工場跡地で展開される次世代都市型スマートシティプロジェクト「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」を進める大林組、全国での郵便・荷物の物流を支える日本郵便の3社からゲストをお迎えし、データのリアルタイム収集/分析、統合管理がもたらす社会インフラの新しい可能性についてご紹介します。
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松田 祐毅氏 日本瓦斯株式会社 情報通信技術部 執行役員部長 |
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中村 昇氏 株式会社大林組 技術本部 スマートシティ推進室 部長 |
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宗像 秀明氏 アクセンチュア株式会社 通信・メディア・ハイテク本部 マネジング・ディレクター |
セッション番号:D-4 16:45-17:30
実践LPWA
〜LoRaWAN、Sigfox、SONYのLPWAの活用ユースケース〜
長距離通信・低電力消費の特徴からIoT用途で注目を集めるLPWA。SORACOMプラットフォームは、2017年2月からLoRaWAN、7月からSigfoxに対応しており、1回線からそれぞれの端末とともにご提供しています。本セッションでは、始まっている活用事例を軸に、それぞれのLPWAの特徴やセルラーとの使い分けを解説します。登山者の位置情報管理サービス「TREK TRACK」を提供する博報堂アイ・スタジオ、ソニーのLPWAの実証実験プロジェクトである「アドベンチャーレース」を主導するソニーセミコンダクタからゲストをお迎えし、具体的なLPWA活用ユースケースにおけるSORACOMプラットフォームを含むシステム構成や実証結果などをご紹介します。
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大槻 健 株式会社ソラコム 事業開発マネージャー
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川崎 順平氏 博報堂アイ・スタジオ TREK TRACK推進室 室長
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井田 亮太氏
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
コネクテッドサービス事業室 室長
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